さんさら

大学では仏教を専攻していた。

時間割は中国仏教、インド仏教、朝鮮仏教、仏教哲学、サンスクリット語ブッダの教えみたいなスケジュールで自分が今何の授業を受けているのか分からなくなる事が良くあった。


しばしば生と死について考える自分には仏教はある意味では不向きである意味では最適だったのかもしれない。


余談だが中国仏教は何故か友達より絶対に点数が良い自信があったのに59点で不可にされたので2年の在学のうち意地で毎学期(4回)受けていた…


「輪廻」サンスクリットで「サンサーラ」。

履修登録サイトの名前もサンサーラwebだった。(ずっと違和感を感じていたが)


信仰している宗教は無いし絶対的な信頼を置いているものは無いがこれに対しては何となく信じている。



生まれ変わったら何になりたい?


私は…






毎日何が辛いって食事を苦痛に思う事が辛い。

当たり前の話だが車にガソリンを入れるように人間も食べてエネルギーを摂って生きている。

辛うじて食べられるものは飴、ガム、グミ、煮物、魚。

炭水化物を食べると胃が痛くて寝込んでしまう。

前よりも少し、いや大分痩せた体は昔ホラー漫画で読んだ墓を漁って骨を食う少年を彷彿とさせる。

自分に自信が無い私は体がより魅力的でなくなっていくのに耐えられない。

また綺麗な花や鳥を彫って落ち着かせたくなる。


食べたく無い訳じゃなくて食べなかったらいつの間にか食べられなくなった。


生まれ変わったらなりたいものは今の所見つからないが日頃の行いを考えると碌な物になれそうに無いので、せめてこの間買った赤い傘に乗って飛んでいく様に死にたいと願う。

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初体験!恐ろしきハイライト食堂!

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

雀が鳴いている。

夏は朝が来るのが早いのでこの時間に眠りに着く夜型民には辛い。

清少納言も言ってた様に夏は夜が良い…


さて、たまにはビョーキや苦悩以外の事も書こうと思う。


以前からずっと気になってたハイライト食堂。ちょうどウーバーイーツでお友達紹介クーポンが使えたので頼んでみた。


とにかくボリュームがすごい、メンズが行く店というイメージ。

私はチーズチキンカツ、友達はジャンボ白雪チキンカツ(名前が可愛い)を頼んだ。


カロリー的にヘヴィーであるという重さとは別に重量が凄い。並でこれなのだからジャンボはもっと凄い。

これをビールで流し込んで白飯をかき込めばもう天国だろう。しかし日々あまり食事をしない私にはこの量はかなりキツく完食するまでに1時間かかった。


その後10時間くらい居眠りしてしまったのだが、恐らく満腹感と満足感とあと若干の疲労(食べるのに結構エネルギーがいるというおかしな話)であろう。


結論;ハイライト食堂は人間の3大欲求のうちの食欲と睡眠欲を満たしてくれるスグレモノ!!


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しばらく揚げ物はいらない。寿司が食べたい…


死ンデレラ・リバティ

書ける時は書こうと決めたのでこのブログは備忘録みたいなもの。


今日は大雨だった。

羽織が無いと寒そうだったのでヴィヴィアン・ウエストウッドのラブジャケットを着ていこうと決めた。もうすぐ猛暑日が続く事が予想されるので暫く着られそうにないから。

早朝から壊れていたエアコンの室外機の修理屋が来てやや疲弊気味だったが新しく始まるアルバイトに行かなくてはいけないので準備をしてジャケットを羽織った。


ブチっと何かが切れる音がした。

やや急ぎ気味に羽織った所為でラブジャケットのハートの部分の糸が切れてしまった。

その瞬間何もかも嫌になってこのままバックれようと思った。だけど折角早起きして準備までしたのにこのまま行かないのは悔しかったので出勤した。後にそれを後悔することになる事も知らないで。



結論から言うと、出勤して2時間で解雇を言い渡された。


自分が持っている様々な問題を隠して面接を受けた結果唯一採用されたのはテレホンアポイントメイトのアルバイトだった。

今日は初日なので1時間ばかり研修のビデオを見させられたのだが、内容が恐ろしい程理解できない。

隣の女子社員が何やら楽しげにおしゃべりしながら仕事しているのがいつもの被害妄想で悪口に感じてしまい、それをかき消す為に頭の中で歌を歌っていたのが外に漏れてしまっていた。


そんな時間が数十分続き限界になったので煙草を一本吸いにベランダに出た。

何となく隣にいた婦人に「今日からなんですけど、この仕事楽しいですか?」と尋ねた。

婦人は「大変よ。」とだけ答えた。

大雨のビルから下を覗けばここから飛んだら消えられそうな気がした。


デスクに戻ってビデオの続きを観ていると上司に面談室に呼び出され、「挙動が不審だ。今日は帰って良い。他の社員からも相談が来ている。そういう事だと思って欲しい。」と言われた。


もう帰れ、クビ。という事だった。


どうやら先程の婦人は「こんな仕事楽しんでやってんの?笑」と煽ったように聞こえたらしく(全くそんな意図はなかった)主任に話し、他の社員からも私が不安定な人間なのでは?という疑問が上がっていたらしい。


「君がそういう症状を持っていると知っていたら雇わなかったね」

私はとても悔しかった。やっぱり私は夜の仕事しかできないのか、一生このままなのかと思うと泣きそうになったがここで大人しく引き下がるのは嫌だったので「自分、やる気あります!やらせてください!」と言い、主任の前に席を変えてもらって気持ちを殺して残りの研修を受けた。


(ツイッターで良くネタになってる「自分、やる気あります!やらせてください!」まさかリアル世界で言うとは思ってなかった…)


結果解雇は延期になったが色んな人に迷惑を掛けて目を付けられてしまった。

退社する時に主任をチラ見すると深い深いため息をついて酷く疲れた顔をしていた。

ごめんなさい。


私は障害者とは診断されていない。ただ日によってパニック障害の症状が出たりご飯が食べられなかったり極度の被害妄想が起こったりするだけだ。

だから障害者手帳も貰えない「ボーダーライン」な訳で、だからと言って健常者と同じ様に働ける訳ではなく今まで上記の症状でいくつもの勤務先を辞めてきた。


手帳を持つ人にはそれはそれで沢山の苦悩があるのだと思う。想像出来ないし想像しようと思ったって分かりっこない。

ただ「生きづらい人」として世間に存在してる自分は時々そういう切符が欲しくなってしまう。


「これ以上人に迷惑かけたくないんだよね。安定したいし」酔っぱらった時の私の常套句だ。

もう何年同じ台詞を吐いているだろうか。


カメレオンが色変化する様に私も様々な世間に適応出来たらいいのにね。


明日は晴れるそうだ。

ラブジャケットの修理をしてゆっくり休んで心の調子も整えよう。


さよなら・夏休み

ブルー、オレンジ、ピンク、パープル、テーブルの上に散らばったライター。

ライターを良く失くす私は沢山持っている。

今日はどれで火をつけようか?


お気に入りのお香を焚いて10分前に飲んだ睡眠導入剤が少し効いてきた頃に煙草を吸う時間が1日の内で最も至福の時間だ。

薬が回って思考が回らなくなり、何も考えずに済む(というか何も考えられない)時間はとても心地良い。

合法とは言えど薬遊びだ。ダサい。サイテーだ。


家賃4万円、お世辞にも綺麗とは言えないこの部屋も昭和のアイドルを流すと少しだけ輝く。少しだけね。

「このままお伽の国へ連れてって」

そう歌う彼女は自死してしまった。


何が欲しいか分からない。

デパートコスメ売り場に行ってもキラキラしているけど何を買えばいいか分からない。

私の不安定は物でも人でも埋められない。

かといって自分を傷つける事も虚しすぎる。

北海道では39度だったらしい。こんなに暑いのにファーがいっぱい施された冬服が着たくて仕方がない。



明日は病院の診察の日だ。

目標の体重までクリア出来ているか主治医と父の前で体重を計る。

嫌で嫌で仕方がない。


子どもの頃「朝の子ども劇場」を毎日見ていた。特に地獄先生ぬ〜べ〜が好きで「ダイダラボッチは私の虜!」という話が一等にお気に入りだった。

ダイダラボッチがミキの思い通りに街を変えてくれて「こんな学校なくなっちゃえば良いのに!」という願いを叶えるものの反省したミキの心を察したように街を元に戻してくれるのだ。

私にもダイダラボッチが現れて何とかしてくれたら良いのに…なんてね。


今年でぬ〜べ〜と同い年になってしまう事に恐怖を覚える。


少し眠くなってきた。今日は怖い夢を見なければ良いな。

おやすみなさい。

オズの魔法使い

またバイトの面接に落ちた。

これで4回目くらい。

面接に行って上手くいかなくて喫茶店に入って珈琲を飲みながら項垂れるのが最近のルーティンワーク。

学んだ事は御多福珈琲はエアコンが効きすぎるのでホットを頼んだ方がいいと言う事位。


会社員をしたり販売員をしたり色々してきたけどどれも長く続かなくて自分にはもう就労は無理だと思うのだが頭の中のマトモの方の自分が「働いた方が良いのでは…」と仕切りに話しかけてくるのだ。


何が悪くて落ちるのかよく分からないけど心のどこかで採用されない理由がなんとなく分かる気がする。気だけなのだけど。


やり始めるのに年齢は関係ない、遅すぎる事はないと人には言うけど来年25才になるのでそろそろ腰を据えていきたいという気持ちがあるのにどこか刹那的な自分の性格に酔っている所があるのでどうも上手くいかず、かと言って焦っている訳でもなく焦らない自分にとても不安を覚える。


上手くいかなかった日には頭の中に私が唯一洋画で最後まで見られた(ハリーポッターすら見られなかった)オズの魔法使いの「虹の彼方に」を聴く。


Birds fly over the rainbow

Why then, oh why can't I?

(鳥達が虹を超えていけるのに、どうしてあたしにできないの?)


If happy little bluebirds fly beyond the rainbow

Why, oh why, can't I?

(もし、幸せな小鳥達がその虹を超えて行けるなら、あたしにもきっとできるはずよ)


隣のおばさんの吸ってるタバコからチェリーみたいな甘い匂いがする、何の銘柄だろう…